ママカースト くだらない

ママカーストなんてくだらない！

最近「ママカースト」という言葉をよく耳にするようになりましたが、その実態を聞く度に「くだらない！」と思う方が大多数なのではないでしょうか？

しかし、実際にママ友社会という一つの閉鎖されたグループへ入ってしまうと、そうもいかなくなります。

そもそもママカーストとは、ヒンドゥー教の身分制度「カースト」になぞらえたもの。



身分制度と言う通り、ママ友間での格差です。

ママ友間では、上層、中層、下層とグループが分かれており、さらにそのグループ間の中でも細かく立ち位置が決められているのだそうです。

そしてその立ち位置に合った振る舞いをしないママ友は、「空気が読めない」という烙印を押され、徐々にグループ内からハブられる存在へとなり下がってしまいます。

それらグループ内には必ず「ボスママ」と呼ばれる存在がいます。

ボスママの特徴としては、夫が高給取りで高級住宅街に住み、ブランド物を多く持っているなど、言動に自信があふれている事が特徴です。



　＜差異のあげつらいは、住まいから始まって、いずれ幼稚園の選択、そして小学校受験の可否にかかっていくのだろう＞

桐野夏生さん（６１）が今年２月に発表した小説「ハピネス」（光文社）の一節でも、ママカーストをこの様に取り上げています。

自分だけに被害が及ぶならともかく、自分のグループ内での立ち位置がそのまま子供にも影響を及ぼすというのだから、母親としては必死にならざるを得ないですよね。

「くだらない！」と思いつつも、そういった態度を見せたら最後、自分も子供も「仲間はずれ」にされてしまう・・・。

しかし、実際に本当にくだらないですね・・・。

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